オーブンを使わないローストポーク
《材料 4~5名分》
豚ロース肉(ブロック) 500g
パイナップル ½個
塩 15g
グラニュー糖 小匙1
ニンニク 1片
オリーブオイル 100ml
【ソース】
はちみつ 大匙2
有塩バター 大匙1(12g)
白ワイン 大匙2粒
マスタード 小匙2
塩・胡椒 小量
《作り方》
- 豚ロース肉の脂側に縦に切り込みをいれ、塩、グラニュー糖を擦りこむように下味を付け、ニンニクを肉に差し込む様に刺す
- パイナップルの身と皮を切り離して、皮の身側を豚ロース肉に貼り付ける。これをジップロック等の厚めの袋に入れて、空気を抜きながら密封して、冷蔵庫でひと晩寝かせる。身は芯を取り、一口大の大きさに切っておく。
- ②の袋にオリーブオイルを加えて再び密封する。炊飯器に入れて、肉がかぶるくらいの量の水を入れて、3~4時間保温する。(炊飯ではなく保温)
- 豚肉を取り出し、パイナップルの皮、ニンニクを取り除き、冷たい状態のフライパンに脂身を下にして乗せて、火を付ける。(中火)
- 表面に焼き色が付いたら、他の面も色よく焼く。この時に②のパイナップルの身を一緒に焼くとよい
- 全ての面に焼き色が付いたら、豚ロース肉を取り出し、バットに乗せアルミホイルを被せておく。
- ソースを作る。 肉を焼いたフライパンの余分な油を捨て、蜂蜜を入れ、中火にかけて少しずつ焦がしながらキャラメルにしていき、白ワインを入れてアルコールを飛ばす。
- 粒マスタードを加えて、味をみる。バターを入れて余熱で溶かす。
- 休ませておいた豚ロース肉を切り分け、ソテーしたパイナップルと共に器に盛りつけ、ソースをかけて完成。
ポイント
・炊飯器の保温温度70~80℃であることを利用した低温調理方法です。フランス料理で『コンフィ』と言う。
・パイナップルは使わなくても良いですが、『タンパク質分解酵素』のお陰で柔らかくしっとりと出来るのでおすすめです(牛肉や鶏肉にも応用できます。)
・折角のお肉がぱさぱさになってしまうのでお肉を切り分けるのは、食べる直前にしましょう。